昨日からビットコインが大暴落しています。もう30%近く下げています。
「なんだよ、このチャート・・・」と笑いたくなりますが。
これは日足のチャートですが、すさまじい下げ方です。まさにナイアガラの滝。
3月に入ってから、最高値162120円から、最低値109200円です。
10万円を割るのではないでしょうか。
買いポジションを持っていて、ずっとナンピンしていたのですが、死亡しました。
昨日からロスカットを三回食らって、今月入金した分、約14万円をすべて溶かしてしまいました。
ビットコイン恐ろしい・・・・。
反転上昇があると思うので、レバレッジが20倍まで使えるOKcoinに20万円入金し、40BTCのポジションを持てば、2万円回復するだけでも、即金で80万円の儲けです。4万円回復すれば、160万円!
などと、ちょっと熱くなって来てしまったので、冷静になります。
これは死亡フラグを感じます。負けて、熱くなって、追加入金!はやってはいけない死亡パターンだったと思います。
という訳で、ちょっとブログでも更新して頭を冷やすことにしました。
今回の失敗点①
バカだったな、と思うのですが、追加入金した分をビットコインに換金して、ビットコインで証拠金入金をしてしまいました。先日のブログに書いた通り、ビットコイン上昇信者だったので、上がることしか考えていませんでした。
ビットコインでの証拠金入金は、当然ながら、ビットコインが上昇する局面ではどんどん証拠金評価額が大きくなり有利なのですが、反転、下落局面では評価損失が増えるのと同時に、証拠金評価額自体が減少していくので、ダブルで追い詰められます。
昨日、まだビットコインが13万円台だったときに、4万円分換金したのですが、それが現在は10万円台ですので、それだけで1万円近い損失です。
そんな凡ミスもあり、ロスカットを食らいました。
今回の失敗点②
ロスカットを食らったあと、買いではなく、売りポジションを立てて、損失を取り返そうとしたのですが、運悪く、小幅に反発してしまい、また含み損になってしまいました。
そこで、ストップ注文を入れて、放置しようと思ったのですが、bitFlyerの特殊注文の仕様では、決済注文という概念がないようで、新規注文として、注文必要証拠金がカウントされてしまいました。
そのせいで、注文を入れた途端、充当ルールが適用され、含み損のまま売りポジションが反対売買されてしまいました。12万台で売っていたので、そのままポジションを持っていれば、今頃、2万円近い利益が出ていたはずです。
しかし、①の点も考慮しなくてはいけず、ビットコイン現物を保有している以上、このままビットコインが下落していくのは、それだけで損失の垂れ流しです。いくら売りポジションを持っていても、素直に下落を喜べない心境です。こういう局面も想定すると、やはり、証拠金は円で扱う方がやり易いでしょうね。
(証拠金もビットコインで保有させるとか、完全に業者の算段にはめられた気がします。14万円台という高値でビットコインを購入した多くの方の資産がこの数時間の間に消滅していってます。)
今回の失敗点③
②のあとから、負けを取り返そうと熱くなってしまい、無茶な注文をしてしまいました。ここまで下げたら、どうせ上がるだろう、ビットコインは一晩寝て目が覚めたら元通り、ということが過去に何度もありましたから、そんなノリで買いポジションを立ててしまいました。11万円台半ばで。
そのポジションがあえなく先ほどロスカットされ、総資産を溶かして、退場となってしまいました。
さて、こうなると、どこまで下げて、どこで買うのが挽回のチャンスになるかということですが。値動きは早いので、やるなら迅速に動く必要があります。一日ゆっくり考えてると買い時を逃しそうです。
昨年の半減期前の実勢価格が3万円台~4万円台でした。これでマイニング業者は十分に利益が取れていたので、採掘量が半減した現在では、価格6万円台~8万円台がマイニングの採算性から見た相場ということになります。そう考えると、10万円越えという状況は一時のバブルだったと言えなくもありません。
上の日足チャートを見ると、1月の暴落時にも8万円台後半で下げ止まっています。一方、2月以降、10万円を超えてからは足が上下に長くなる日が多く、価格が不安定になっていることがわかります。3月は1日に1万円以上動く、乱高下を繰り返す状態です。
テクニカチャートの分析からは、105000円が一つの抵抗線になっているそうですが、あまりビットコインの相場ではテクニカルどおり動いていないことが多いので、足元のビットコイン分裂問題が早期に収束しなければ、おそらく割れてくるでしょう。
そうなると、マイニング採算性を維持するためのライン、8万円台が底ではないかと思います。10万円を切ったあと、9万円台はエアポケットのようにすり抜けて、8万円台まで下がると思います。
慎重に行くなら、8万円台で買い始めて、6万円台までの下落を見据えての売買になるかと思います。
いずれにしても長期線は未だに上向きなので、押し目買いというスタンスが良いと思います。